ドラマチックをちょうだい・まちぶせサンセット、ありがとうございました。


なんだかもう本当に今更ってかんじの日記になってしまったのですが、7月8日に「ドラマチックをちょうだい」、7月9日に「まちぶせサンセット」、2日間の主催イベントが無事に終了しました。
 
わたしは週の半分ぐらいライブハウスにいるような生活をしていたのですが、企画が終わってから気づいたら1か月近くライブハウスから足が遠のいていました。
それぐらい、もういいんじゃないかっていうぐらい、とんでもないライブにたっぷり触れてお腹がいっぱいになった2日間だった。
日記書いて振り返ったら全部終わっちゃうっていう寂しさで、なかなか筆が進まないまま1か月が経ってしまいました。
あとはまぁ、本当にあの2つの夜の正体がわからないというのが、一番率直なところだったりします。
自分でもよくわからないぐらいハイになってたし、疲れ切って家に帰って一眠りしてその眠りから覚めたころには、もう夢の中の出来事みたいに感じられて、うまく思い出せないんだこれが。ふしぎ。
なので、ライブ自体を振り返るというよりは、思い入れとか小ネタみたいな部分が多くなってしまうかも。
 
そんな言い訳を終えたところで、覚えていることをぽつぽつ書きます。
いつも以上に長いし読みづらいし本当にただの日記でしかない感じになってしまった気がするけど、もし興味があればお付き合いください。

 

7月8日ドラマチックをちょうだい。
3回目にして初めて“大学で講義受けてから会場入り”という流れだったけど、まあそわそわしてまったく聞いてませんでしたね。
会場入りは遅めで時間があったので、ルビールームの道が分かりづらいという声をTwitterで見て急きょ案内を作ったり→これ(ウスイくん上山くん付き合わせてごめんよ)
 
オープンの30分間は初めて自分でDJをした。
機材に触ったことも一切なかったので、2回ぐらいルビールームに教わりに行ったんだけど、お客さんと出演者のみんなのおかげでなんとか間がもったという感じで、もう本当にダメダメでしたね。
ダメダメだったけど、後になって、遊びに来てくれてた夏botさんの「DJの流す曲でシンガロングが起きるパーティはいいパーティ」っていうツイートを見て、そうか、じゃあまぁいっか、という気持ちになったよ。(単純)
うーん、神聖かまってちゃんみんな歌ってくれて嬉しかったな~
 
そんな30分を帳消しにするかのような(?)トップバッターをつとめてくれたのが、シーツ。
メンバーみんなで作ってるということで、1曲やるごとにコロコロと表情を変えていくみたい。
見事に振り回されまくりました。
なんていうか、気の抜け方とパワーのバランスが絶妙ですよね。(伝わってくれ頼む)
 
17歳とベルリンの壁は、予告通り新曲もりもりなセット。
Aspectからちょうど1年ぐらい、本当に次回作が楽しみになってくる、濃厚な時間だった。
 
トリのMississippi Khaki Hairは、スタートの時点で22時近いという遅い時間に設定してしまったから心配もあったけど、最後までたくさんの人。
シーツと17歳とベルリンの壁がすごくいい流れを作ってくれた中だったし、なにより、MKHはやっぱり最初に鳴らした瞬間にぐっと胸を鷲掴みにしていくから、ズルいですよね。
そりゃあみんな帰れないですよ、わかります。
アンコールでは、もうやる曲ないからとか言って、Whisper Voice RiotのLet’s Dance And Sink Down。
生で聴けるのはこれが最後なんだなと思いながら観たWhisper Voice Riotのラストライブから3か月も経ってなくて、本当に不思議な気持ちでいっぱいだった。
と言いたいところですが、ふつうにめちゃくちゃ好きな曲なので、4月も最後とかっていうより最高じゃんと思って踊ってたし、今回もまたライブで観れて最高じゃんと思って踊ってました。
シーツもそうだしMississippi Khaki Hairもだけど、活動を始めてからまだわりと日の浅いバンドで、これからどうなっちゃうん…と震えてます。
 
そう、この日は毎回素敵なフライヤーを作ってくれているほのかも来てくれてた。
終演後に今回のフライヤーの原画をくれたんだけど、手に取った瞬間の重みったらもう。
物理的な話じゃないよ?(笑)
コラージュとか糸で縫ってあるところとか、そういう質感を出したいという話は制作途中から聞いていて、出来上がりを見たときももちろんすごいとは思ったけれど、実際に触れた瞬間は本当に胸に迫ってくるものがあって、なんだか感動しちゃった。
嬉しくって周りにいた人に見せびらかしました(笑)。
相変わらず人見知り発揮してましたが、終演後は出演者ともけっこう話して楽しそうにしてたので、わたしも嬉しかったです。(酔っぱらってルビールームの前の坂から転げ落ちそうでめちゃくちゃ心配だったけど)
今後に向けて面白いアイディアも聞かせてもらったので、これからもよろしくお願いします!というきもち。
 
そんな感じで、出演が3バンドというのは今までで一番少なかったのですが、もう本当にあっという間ですね。
3組ともまだまだ観ていたかった。
でも、もっと観たいからまたライブ行こうって思えるし、お客さんも同じようにそう思ってくれてるかもしれないから、それぐらいがちょうどいいよね。
という完全に後付な感じできれいにまとめておきます。

 

その日は帰宅したのが2時半とかで、明日もあるから休まなきゃと思いつつ、興奮が冷めなくてなかなか眠れなかった。
本当に申し訳程度にちょこっと眠って翌朝からまた準備に入ったのですが、この部分はもうバッタバタで家族総動員で大騒ぎすることになって、思い出すのも心苦しいので割愛します。(ハタチにもなって手のかかる娘ですまない)
 
バタついた一番の原因がフード。
毎度変なフード出したがるのは他でもないわたしなのですが。
いつも手伝ってくれるわたるさんと、それから今回はパラダイスさんも一緒だった。
本当にバカなんですけれど、わたるさんのとうちのとで、2台のたこ焼き器でまわす予定だったのが、わたしがたこ焼き器を持っていき忘れるという大失態を犯しまして。
うちからホットプレートも持っていくことになっていたので、その運搬方法で頭がいっぱいで、すっかり忘れてたんですよ…(しかも結局そのホットプレートを使わないという。笑)
そんなドアホを相手に、準備段階からイベント終わりまでさまざまな知恵を貸していただき臨機応変に対応していただき、本当にお世話になりました…
 
というわけで、フードに関してはわたしは足を引っ張ったばかりで本当に何もしてません。
すべてお二人のおかげです。本当にありがとうございました。
 
で、あっという間にスタートの時間。
この日のトップバッターをお願いしたのはMINAKEKKEさん。
告知のとき、わたしはこの日について「キャンプファイヤーの火を囲むようなイベントに」という表現をしていたと思うのですが、これは今回の企画をやろうと決めた当初から念頭に置いていたコンセプトで、出演のお誘いをする際にも必ず伝えていたものです。
MCでそのことに触れてくれて、素敵な企画だと思ったと言ってくれて、そのコンセプトを聞いてずっとこれをやろうと思っていたと演奏してくれたKIDS、鳥肌が止まらなかったな。
MINAKEKKEさんの歌で、まちぶせサンセットはちゃんと始まってくれたなぁと。
トップバッターにしてこの日を決定付けた、引き込まれるライブでした。
 
2番手の砂場は、今回の2回の企画の全出演者の中で、一番知り合ってから長いバンド。
わたしが初めてライブハウスに行った日に出会ったからさ。
そもそも砂場が、すごく長いバンドなんですよね。
10年以上バンドを続けて、自主企画「世界の砂場から」は30回以上開催して去年ついにサーキットイベントになって、それも今年2回目の開催が決まって……とんでもないことだなって思います。
きっとたくさん悩んだり、苦しんだり、迷ったりしていて、そのほんの一部だと思うけれど、ナツキさんと接してきた中でそういうところに触れてきたので、イベントが終わった後に「久しぶりにちゃんと続きたいと思えた日」とツイートしているのを見て、ほっとした。
簡単なことではないとわかっているし、とても気安く言えることではないけれど。
それでも、砂場というバンドが1日でも長く命を燃やしますように。
出会いの場所ザーザズーで、あの日よりきっと、切なさも温かさも強さも弱さも全部が大きくなった砂場のライブを観て、改めて願いました。
 
そうそう、いつもお世話になっているザーザズーの後藤さんは、MINAKEKKEさんを観るのは初めて、砂場とは付き合いが長くて数えきれないぐらいライブ観てる、という感じで。
砂場がこの後にやるのがちょっと心配になるほどMINAKEKKEさんに衝撃を受けたけど、色が違う分砂場の良さが一層引き立っててすごくよかった、って。
打ち上げのときそんな話をしてた。
実はこの企画、たぶん今までで一番タイムテーブル悩んだ。
本当に悩んだから、後藤さんからそんなふうに言ってもらえて嬉しかったし、ほっとしたな。
 
続いてモノポックル。
わたし自身ライブを観るのが4か月ぶりとか5か月ぶりとかそんぐらいで、本当に楽しみにしてた。
思わず天を仰いでしまうような懐の広い歌だったり、思わず体が弾んでしまうような歌だったり、身を預けられる音楽は最高だな~
この企画の起点にいたバンドです。
東京でのライブはあまりやってない中でわたしの企画を選んでくれて、遠くから来てくれて、本当に嬉しかった。
今までモノポックルを知らなかった人たちに、一人でも多く届いていたらいいな。
 
そして最後に、2日間一緒だった17歳とベルリンの壁。
こんな誘い方嫌がられるかなぁ、大変だよなぁ、と、どう思われるのかと内心ビクビクしながらお誘いしたのですが、ツルタさんが「船底企画であればもうそれだけで出演する理由として充分!というのが僕と高野の意見です」とすぐに連絡をくださり、電車のホームでニコニコ(ニヤニヤ?)した記憶があります。
こういう話を表にだすの、ツルタさんは嫌がる気がしなくもないけど、これは本当に嬉しかったし企画者としてはなにより自慢できる言葉。
(Balloon at dawnいぐちさんの「今でも対バンしたいバンドを挙げてみるとほぼせつなロマンスになります」発言と首位タイ)
なので書いちゃった!
もしアレだったら怒ってください。シュンとしながらこっそり消します。
 
出番がトリだったこともあり、わたし自身が完全に冷静さを失ってしまって、終演後はありがとう以外の言葉が出てこなかった。
まず最初にいいライブだったって、なんでそれを言えなかったんだろう…と、あとになってちょっとションボリしたんですよ実は。
7月9日ザーザズー、今までに観た17歳とベルリンの壁の中で、一番カッコよかった。
一番熱を感じたライブでした。
こちらこそ、末永くよろしくお願いします。
 
と、2日目もあっという間に終わってしまいました。
全出演者が各々に最高のライブを見せてくれる中で、競演の出演者(ほぼ全員初対面?)に対してのいいなぁすごいなぁという声もたくさん聞こえてきて、この感じ好きだな、と。
打ち上げも、どこまでも残ってくれた人が多くて、なんだかこういうの珍しい気が。
朝になって、パラダイスさんが、打ち上げで誰も人の悪口を言わない企画は良い企画だって、言ってたり。
そんなにたくさんの打ち上げを見てきたわけではないけど、うん、たしかにピースフルだった気がしてます。

 

そんな感じで、嬉しかった嬉しかったって、お前の自己満企画かよ!っていう感じでお恥ずかしい限りですね。
本当に楽しいこと嬉しいことたくさんあった二日間だったけれど、一番は、出演者の方々が、お客さんがみんな笑顔だったって言ってくれたことかな。
わたし個人の主催イベントだけど、わたしだけのものなのは本当に一番最初だけで、出演者をお誘いしたらその人たちがこの日を思って準備してきてくれる。
告知が始まったら、もっとたくさん、気にかけてくれる人が増えて、足を運んでくれる人たちがいる。
当日だって、わたしはステージには立てなくて、きっと、わたしよりも出演者のみなさんのほうがずっとお客さんのこと見てるから、わたしの代わりにお客さんのいい顔をたくさん見て「いい笑顔だった、いいイベントだった」って、いい笑顔でわたしに言ってくれること。
これ以上に嬉しいことはないなぁと思いました。

 

軽い気持ちで決めてしまった2日間開催ですが、想像していたのの300倍ぐらいハードでした(笑)。
でも、想像していたのの500倍ぐらい楽しかったです。

これは自慢なんですけれど、わたしの企画に続けて来てくださっているお客さんもいて、そんな方たちから「春希さんの企画は間違いない!」、「春希さんの企画は絶対楽しい!」とのお言葉をもらって、やった~~~って思いました。わたしも間違いないと思う!
企画、またやります、きっと。
もちろん、自分自身がこれは間違いないぞと思える企画だけ!
ので、またどこかでお会いできたら嬉しいです。
あ、出演してくれた方々のライブとかはガンガン行くと思うので、そういうところでお会いできるのもいいな。

 

毎回そうなんですけれど、本当にみなさんのおかげで、素敵な日になったんじゃないかなと思います。
この夏の思い出のひとつとして、来てくれた皆さんの心のどこかにこの日が残っていたらいいな。
 
改めて、ご出演いただいたシーツ、Mississippi Khaki Hair、MINAKEKKE、砂場、モノポックル、17歳とベルリンの壁、それから、RubyRoomの皆様、Zher the Zooの皆様、アートワーク担当の片山ほのか、フード担当のわたるさんとパラダイスさん、そして、ご来場いただいたすべての方に、心からの愛と感謝を!
 
2016.08.09 ドラマチックをちょうだい まちぶせサンセット  主催・船底春希